(平成25年)11月17日()鹿児島県阿久根市民会館で、「新・市民会館」建設に伴うプレゼンテーション・ヒアリングが行われた。

会場に入ってビックリした。

こんなに阿久根に若者がいたっけ?

 

間を見て隣の青年に問うてみた。

Q『随分お若いですが阿久根市の方ですか?』

A『い~え。鹿児島大学の学生です。』

 

Q『出身はどちらですか?』

A『○○県です。(鹿児島県以外)

 

Q『すいぶん、お若い方ばかりですが、皆さん大学生ですか?』

A『いえ。大学院生も来ています。』

 

Q『どなたのお誘いですか?』

A『あちらに並んでいる大学の先生方です。』

 

あ~、そうか。160の客席を埋め尽くしたカラクリが分かった。

 

そこで受付に置かれた署名用紙を見てみた。

所属欄には『鹿児島県庁、阿久根市役所、○×大学』との記載が目立った。

 

会場内を見渡しても『パラパラ程度の阿久根市民と数人の阿久根市議』の他は殆ど、大学職員等に引っ張り出されたと思われる『若者』で占められていた。この写真をご覧あれ。大学生は「阿久根に居眠りに来たのか」と言いたい。

http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/simin-c.html 

 

何が何でも『25億円をかけて新・市民会館が造られる』ことに狂いはない。

 

ただ気になる発言に『25億円が示されているが、資材高騰の折り、建築段階では2割5歩値上がりする』と指名候補業者が云って抜けたことだ。

指名業者を6社に絞って行われた『プレゼンテーション・ヒアリング』で堂々と指名候補業者が言って抜けるということは、『30億なら話に乗ってやってもいいよ』と業者側から突き付けられているか、はたまた、阿久根市民会館建設委員会の委員若しくは、阿久根市役所職員から「建設費30億円以上が内々に提示されている」のか定かではないが、現在の見込み額を遥かに上回るお金がかかるのは間違いないだろう、と強く感じた説明でした。

 

調べてみたら、阿久根市議会議員も感想を書いていました。ご参考に。

http://d.hatena.ne.jp/shigespiral/20131119/p1