警察が「告訴状を受理」したことが 大々的なニュースになる この国の司法  全く変な話だ

 

中学2年生が「いじめを苦に自殺した」とみられる事件を引用させてもらうのは 大変心苦しいのですがお許しをいただきます。合掌。

 
http://wrs.search.yahoo.co.jp/FOR=UP.gAWFV3igyImyK9ZjYBVYts4Ggnh.k4PIGQBeoOlAMHl2OHXTeF5VjDB_mziOxvel5iSoTR_LbVQcHNHtGpXl09cb1M7CSJN1kb99BfcP2RehsOxn_FVwBSgmEKR8WWAlJuoZnVfsZqcS8NDsetUiHX7gJs9DTm86suIqlzbAYhRqcMdgEm2y5aenMNm7DeQT7H2qvjy_xd_Vl4VoZAhR6m0Z9QRq86rUfA.R4ZIPfqQOwNJi4I0Z_JPk-/_ylt=A2RA0l7LP7pVUSYAcy.DTwx.;_ylu=X3oDMTEza2VmN2ZlBHBvcwMxMARzZWMDc3IEc2xrA3RpdGxlBHZ0aWQDanAwMDEy/SIG=12f8b7v3e/EXP=1438370187/**https%3A//www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi%3F20150727_2
 

さて、刑事訴訟法において 「被害者や被害関係人に告訴権、被害者ではない第三者には告発権」があり「捜査機関(警察や検察など)に犯罪を申告して処罰を求める意思表示ができることになっています。

 

しかし、この国の司法(警察や検察などの捜査機関)は 全くと言っていいほど「告訴・告発」を受理しません。

 

警察や検察は 「被害者や被害関係人」が「被害に遭った、犯罪がある」との届出を受ければ そのとおりに 受理してそのまま裁判にかけ 「有罪・無罪は裁判所に委ねる」というのが本来の姿だろう。

 

ところが この国の司法(警察や検察などの捜査機関)は そういうことをしません。 ただ「被害届」というのは簡単に受けます。受理してもそのまま簿冊に綴っておくだけだからです。

 

警察は「告訴・告発」申告を受けたら その方向で捜査して 検察庁に送り、検察庁は補充捜査が必要なら 捜査を追加して 裁判を提起すればよいのに、 「検察が裁判所役」になってしまっていて 裁判を提起しないで 十分に犯罪性があるのに「不起訴処分」とかに勝手にやってしまって 「裁判所に仕事を回さない」のです。越権行為も甚だしい。
デタラメの告訴・告発をすれば「虚偽告訴罪(刑法)」で対処すれば 安易な 「デタラメ告訴・告発は 防げるところ」であるのに 捜査機関は動かないのです。 その理由は「警察・検察が自ら探してきた捜査のネタではないので点数にならないから動かない」というのが 理由なので 訳は簡単なのです。 

 

この司法(警察や検察などの捜査機関)が 「告訴・告発を受理しない」ということで 苦労されている方が 多いと痛感し この記事を書きました。

 

司法に携わる「法律事務所」と看板を挙げる「弁護士」もこの問題を追及しないのが この国です。

こういう 弁護士の対応についても 突っ込まなければなりませんが 「この話は また後で」にして 警察・検察という捜査機関が「告訴・告発を受理しないのがこの国の司法だ」ということを訴えておきます。

 

どうぞ 皆様も議論してみてください・・・
阿久根中央交番に添えられたお花