共産党高崎市議団の活躍から 見えてこない 「学校給食の無料化」の熱意

 

この程 日本共産党高崎市議会議員団発行の「高崎市議団だより(2016年新春号 12月議会特集)」という機関紙を見る機会がたまたまあった。

 

ご案内のとおり共産党の高崎市議は 私と同じ主張の「学校給食の無料化(無償化)」を訴えていてくれた。

私も共産党市議の活躍に期待をしていた。

 

ところがこの「機関紙」を見ると 本気で「学校給食の無償化」を訴えているのか疑問が沸いてきた。

少なくとも この「機関紙」の紙面を見る限りでは 「学校給食の無償化」の熱意が伺えない。

 市議の給料を減らして学校給食を無料に

そこで参考までにこの機関紙の文面を転記させていただき 同時に同機関紙の写真を添付してみたい。

 

<以下 日本共産党 高崎市議団だより 給食費無償化に関する部分を転記>

 

依田好明議員の一般質問

 

子育て支援充実強化と学校給食の無償化を

【質問】

    教育費負担軽減のために学校給食無償化を検討されたい。

【答弁】

    学校給食の充実した運営のため今後も父母負担をお願いしたい。

 

「学校給食費の無料化(無償化)」に関する記述は以上のとおりだ。

 

紙面の都合から「質問の問答全文」を記載するのは無理があると思う。転記の文章からご理解をいただけると思いますが【質問】は正に依田好明高崎市議会議員が富岡賢治高崎市長に質問を投げかけ、【答弁】は富岡賢治高崎市長がお答えした内容だと理解して間違いないと思う。

 

折角の市議会議員の活躍として「市議団だより」に記載するのだから もっと 熱意の入った記載が欲しいものだ。私はこの議会を傍聴していないので真実はわからないが わざわざ「市議団だより」として報告文を掲載するのだから 「熱意のこもった追及が行われたこと」をうかがわせる表現が欲しいものだ。

 熱意を感じない給食費の無償化

ちなみに 過去における 女性の日本共産党高崎市議会議員も同様の質問をしていたと思うが (資料が見つからないので明言は避けるとして) 私の記憶では この女性市議も 「生活困窮者の給食費の無償化」を訴えていたと思う。

 

その点で 私が願う「給食費の無料化(無償化)」とは 訴えが根本的に異なる。

 

私は 「(給食費を)支払えるのに 支払わない方がいることは 支払った人が支払わない家庭の子供さんの給食費まで負担していること」だ。

 

言い換えれば 「真面目に(給食費を)支払っても 支払わない人がいる限り 支払った金額より安い(質の悪い)給食を食べさせられるのだ」という不公平を訴えている点で 私の主張とは 全く異なっていることを ここでもお示ししておきます。



締めにあたり 現在の高崎市議会議員では 共産党議員以外に 給食費の無償化・無料化を訴えている人はいない。