これでも 「自民が勝った」と胸を張って言えるのでしょうか?
この程の第48回衆院総選挙の結果「自民大勝」とか「自民圧勝」とか紙面を塗り潰しているが、安倍さん これでも 「自民が勝った」と胸を張って言えるのでしょうか?と問いかけてみたい。
例えば、ある選挙区のこの事例。
〈選挙結果〉
当選◎ ■■■■■(自民) 122,331票
▲▲▲▲ (立憲民主) 61,441票
★★★★ (希望) 39,892票
▼▼▼▼▼(共産) 24,349票
自民が 122,331票
野党3人の合計が 125,682票
自民批判票の方が多い実態。それでも結果は「当選」。
これではでかい顔をして「民意を得た」とは恥ずかしくて言えないのではないだろうか?
投票者の半分以上が批判しているのが実際の数字として現われている。
議席を得ても半分ケツが落ちているようなものだ。ゆっくり腰を掛けていられないだろう。
時間がかかるが全国の投票結果を検証してみたい・・・
<検証結果を更新しました>
自・公は「死に票」「埋没票」を無視するな
決して 有権者の75%が「自・公」を支持したのではない。
第48回総選挙(10月22日投開票)の結果を見て 腑に落ちない気持ちが高ぶった。
何故だろう? 安倍独走政治が長く続き 国民無視の政治が強行されていると日増しに痛感してきたからだろう。
安倍の「しっかりと 丁寧に説明する」は 「ウソばかり」で 何ら説明をしていない。臨時国会召集 即 「冒頭解散」。
安倍は 「過去にも冒頭解散した総理がいた」と 正当化する口述だ。
「加計・森友」の「忖度」も解明さていない。
では この程の総選挙結果をみて どれだけの国民(ここでは投票に行った人)が 「自・公」を支持し どれだけの国民(カッコ内同)が「反自・公」だったのか検証することとしていた。
選挙結果の確定をみて 集計してみようと新聞を待った。
選挙3日後の10月25日の新聞に「総務省集計」として「確定」が載っていた。新聞とにらめっこして全国の小選挙区・比例区を集計するまでもなかった。
この数字を引用して検討を加えてみる。
<小選挙区>
安倍寄りの
自民 26,500,722票
公明 832,453票
こころ 0票(立候補無し?)
反安倍の
希望 11,437,601票
共産 4,998,932票
立民 4,726,326票
社民 634,719票
どっちだか優柔不断(私感)の
維新 1,765,053票
(「優柔不断(私感)」としたのは報道の討論会等では「自民寄り 反
民進」と認識していたが「小池の接着剤で民進とも手を組んだか
ら」であります。)
その他の
諸派
211,251票
無所属 4,315,027票
投票数総計 55,422,087票 となっています。
これを
安倍寄りを「自民・公明・こころ」として その投票総数は
27,333,175票
反安倍を「希望・共産・立民・社民」 及び 少なくとも安倍寄りの「自民・公明・こころ」に投票しなかった「維新・諸派・無所属」を加えてみると その合計は
28,088,909票
となる。
「安倍よりの27,333,175票」と「反安倍とした28,088,909票」を比較して明々白々。
投票者の半数以上が「反安倍に投票した」と言う結果であります。
両者の合計は 55,422,087票。
(注:上記「安倍よりの27,333,175票」と「反安倍とした28,088,909票の合計は55,422,084票」となるが 総務省の総計では55,422,087票で3票の開きが生じた。 総務省総計は実際の投票者の案分等を四捨五入している関係で新聞紙面から拾って集計した私の分析と3票の開きが生じたものと考えるが「安倍寄り」か「反安倍」かの評価に影響ないと考えています。)
では比例代表の投票結果はどうだっただろうか?
<比例代表>
安倍寄りの
自民 18,555,717票
公明 6,977,712票
こころ 85,552票
で 合計が25,618,981票
一方「反安倍」の投票総数が 30,138,571票
で これまた 小選挙区より差が開いて「反安倍」への投票が半数以上でありました。内訳は
希望 9,677,524票
共産 4,404,081票
立民 11,084,890票
社民 941,324票
どっちだか優柔不断の
維新 3,387,097票
その他の
諸派 643,655票
無所属 0票
となり 「反安倍の合計」が30,138,571票
(注:比例代表の集計では 私の集計と総務省の総計は 同数でした。)
このように 「安倍は圧勝していない結果」であります。
安倍は「死に票」「埋没票」を無視するな。安倍の独走政治を許すな。
と言う結論でした。この先どこまで安倍独走が続くのだろうか???
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